気づいたらエポスポイントが数千ポイントたまっていた。でも使い道が思いつかないまま、なんとなく放置している。そんな人にこそ知ってほしいのが、エポスポイントを投資信託に回せる「エポスポイント投資」です。
投資と聞くと身構えてしまいますが、使うのは買い物でたまったポイントだけ。自分のお金を1円も出さずに、100ポイントから始められます。「投資に興味はあるけれど、いきなり現金を入れるのは怖い」という人の最初の一歩にぴったりです。
ここでは、エポスポイント投資の仕組みと始め方の手順、対象ファンドの実績から見た「実際どれくらい増えるのか」、そしてゴールド会員だけが使えるポイント投資体験との違いまで、わかりやすく紹介します。
買い物でたまったポイントが、知らないうちに少しずつ育っていく

エポスポイント投資を始めると、ポイントとの付き合い方がこんなふうに変わります。
- 使い道に迷っていたポイントを、100ポイント(100円分)から投資信託に回せる
- 自分のお金を出さないので、値下がりしても家計へのダメージがない
- 投資信託の値動きを毎日アプリで見ているうちに、投資の感覚が自然と身につく
- 慣れてきたら、そのままエポスカードでのNISAつみたてにステップアップできる
ポイントは使わなければ期限が来て消えてしまうこともあります。どうせなら、少しずつ育てながら投資の練習台にしてしまうのが賢い使い方です。
エポスポイント投資は2種類ある
エポスポイントで投資できるサービスは、実は2つあります。名前が似ているので混同しやすいのですが、中身はまったく別物です(エポスカード公式サイト・FAQで2026年10月に確認)。
| 項目 | ポイント投資 | ポイント投資体験 |
|---|---|---|
| 仕組み | ポイントで本物の投資信託を買う | 投資信託の値動きに連動してポイントが増減する疑似投資 |
| 使える人 | エポスカード会員なら誰でも | エポスゴールドカード・エポスプラチナカード会員限定 |
| 使えるポイント | 100ポイントから | 100〜30,000ポイント(100ポイント単位) |
| 証券口座 | tsumiki証券の口座開設が必要 | 不要 |
| 引き出すと | 現金で銀行口座に戻る | エポスポイントに戻る |
一般のエポスカードを持っている人が使えるのは「ポイント投資」のほうです。ポイントが現金になって戻ってくるので、ポイントを実質的に現金化できるのもうれしいところ。ここからは、このポイント投資を中心に紹介します。
実際どれくらい増える?対象ファンドの実績で検証

ポイント投資で買えるのは、エポスカードと同じ丸井グループのtsumiki証券が扱う投資信託です。ラインナップは7本と少なめですが、そのぶん迷わずに選べます。
| ファンド名 | タイプ |
|---|---|
| セゾン・グローバルバランスファンド | 世界の株と債券に半分ずつ。値動きは穏やか |
| セゾン資産形成の達人ファンド | 世界の株式中心。成長重視 |
| コモンズ30ファンド | 日本の株式中心 |
| ひふみプラス | 日本の成長企業中心 |
| ブラックロックESG世界株式ファンド(為替ヘッジなし) | 世界のESG企業の株式 |
| まるごとひふみ15 | 安定志向 |
| まあるい未来共創ファンド cotocoto | 社会課題の解決を目指す企業 |
では、実際にどれくらい増えたのか。代表的な2本の過去5年の実績(騰落率)を、運用会社の月次レポートで確認しました。
| ファンド | 過去5年の騰落率 | 5年前に1,000ポイント投資していたら | 5年前に10,000ポイント投資していたら |
|---|---|---|---|
| セゾン・グローバルバランスファンド(2026年4月30日時点) | +76.56% | 約1,765円 | 約17,656円 |
| セゾン資産形成の達人ファンド(2026年1月30日時点) | +91.57% | 約1,915円 | 約19,157円 |
※騰落率はセゾン投信の月次運用レポートより。手数料・税金は考慮していません。過去の実績は将来の成果を約束するものではありません。
この5年は世界的に株価が上がった時期だったこともあり、どちらも2倍近くに増えています。ただし、投資信託は値下がりする時期も必ずあります。数か月で1〜2割下がることも珍しくありません。だからこそ、最初は「なくなっても困らないポイント」で値動きに慣れておく意味があります。
ポイントは年にどれくらい投資に回せる?
エポスカードの通常ポイントは200円で1ポイント(還元率0.5%)。月5万円をカードで払う人なら、年間で約3,000ポイントです。さらにtsumiki証券でエポスカードのつみたてをすると、つみたて額に応じて「がんばってるね!ポイント」がもらえます。
| つみたて年数 | 付与率 | 月3万円つみたての場合 |
|---|---|---|
| 1年目 | 0.1% | 360ポイント |
| 2年目 | 0.2% | 720ポイント |
| 3年目 | 0.3% | 1,080ポイント |
| 4年目 | 0.4% | 1,440ポイント |
| 5年目以降 | 0.5% | 1,800ポイント |
付与率は毎年0.1%ずつ上がり、5年目以降は0.5%で固定です(年2回以上のつみたてが条件)。カードの買い物でたまるポイントとあわせれば、年に数千ポイントを投資に回し続けられる計算になります。ポイントの貯め方全体はエポスカードの還元率の記事で紹介しています。
エポスポイント投資の始め方5ステップ

口座開設に1週間ほどかかるので、思い立ったら早めに申し込んでおくのがおすすめです。
tsumiki証券の申し込みにはエポスNetのIDを使います。まだ登録していない人は、先にエポスNetの登録を済ませておきましょう。登録は無料です。
エポスNetのIDでログインし、口座開設を申し込みます。対象は日本に住所がある18歳以上のエポスカード会員です。マイナンバーがわかる書類と本人確認書類の画像をアップロードします。審査は約1週間、混んでいると2〜3週間かかることもあります。
郵送で「口座開設完了のご案内」が届いたら、tsumiki証券のマイページにログインできるようになります。
買いたいファンドを選び、使うポイント数を入力します。1ポイント=1円として、100ポイントから買えます。平日15時までの注文はその日の注文として扱われます。迷ったら、値動きが穏やかなセゾン・グローバルバランスファンドから始めるのが無難です。
値動きに慣れたら、エポスカードで毎月100円〜10万円の自動つみたてもできます。NISA口座も選べて、つみたて額に応じてポイントも付きます。
増えたお金を引き出すときは、エポスカードに登録している銀行口座に現金で振り込まれます。振込手数料はかかりません。
ゴールド・プラチナ会員なら「ポイント投資体験」も使える
エポスゴールドカードかエポスプラチナカードを持っていると、証券口座なしでポイントを運用できる「ポイント投資体験」も使えます。エポスカードのアプリから、実際の投資信託に連動した4つのコースを選ぶだけ。増えても減っても、引き出すときはエポスポイントで戻ってきます。
- 投資できるのは100〜30,000ポイント(100ポイント単位)
- 平日14時までの申し込みで、翌日7時から運用スタート
- 引き出しは1ポイント単位で、いつでもエポスポイントに戻せる
口座開設の手間がないので、「まずは雰囲気だけ味わいたい」という人にはこちらのほうが手軽です。さらにゴールド・プラチナ会員は、tsumiki証券でのつみたて額がカードの年間利用額に加算され、年間ボーナスポイントにも反映されます。エポスゴールドカードは招待(インビテーション)を受けると年会費が永年無料になるので、エポスゴールドの招待条件の記事もあわせてチェックしてください。
ここは惜しいポイント!始める前に知っておきたい注意点
ポイントで気軽に始められる一方で、つい期待しすぎてしまう部分もあります。ここは正直にお伝えしておきます。
- 値下がりして元本割れすることがある。ポイントでも、投資したぶんが減る可能性はあります
- 信託報酬はやや高め。年0.56%前後〜1.34%前後(税込・概算)と、ネット証券の低コストなインデックスファンドより高いものが多いです
- ポイントでの購入はNISAのつみたてに使えない。NISA口座以外で運用すると、利益に約20%の税金がかかります
- 引き出しは現金のみ。ポイント投資で買ったぶんを、エポスポイントに戻すことはできません
- 3,000円以下の部分的な引き出しはできない。少額のときは全額の引き出しになります
本格的に資産運用をするなら、手数料の安さで選ぶネット証券も候補になります。ただ、「ポイントで投資の練習をする」という目的なら、エポスポイント投資で十分です。ほかの使い道とも比べたい人はエポスポイントの使い道ランキングもどうぞ。旅行好きなら、ポイントを旅行代金に充てるのもひとつの手です。姉妹サイトのTIMELESS TRAVELのクレジットカード記事も参考にしてください。
よくある質問
- 一般のエポスカードでもポイント投資はできますか?
-
できます。tsumiki証券でのポイント投資はカードの種類を問わず使えます。口座不要の「ポイント投資体験」だけは、ゴールド・プラチナ会員限定です。
- 何ポイントから投資できますか?
-
100ポイントからです。1ポイント=1円として投資信託を買えます。
- 増えたポイントはどうやって受け取りますか?
-
ポイント投資は、売却すると現金でエポスカードの登録口座に振り込まれます。振込手数料はかかりません。ポイント投資体験の場合は、エポスポイントで戻ります。
- ポイントが減ることはありますか?
-
あります。投資信託は値動きがあるので、投資したポイントより少なくなることもあります。なくなっても困らないポイントで始めるのが鉄則です。
- NISAでポイント投資はできますか?
-
ポイントでの購入は、NISAのつみたてには使えません。NISAを使いたいなら、エポスカードでの自動つみたてを選んでください。月100円から設定できます。
まとめ
エポスポイント投資は、ポイントを使って投資の第一歩を踏み出せる仕組みです。最後にポイントをおさらいしておきます。
- エポスポイントは100ポイントから投資信託に回せる。tsumiki証券の口座が必要
- 代表的なファンドは過去5年で約1.8〜1.9倍。ただし値下がりする時期もある
- 引き出しは現金。ポイントの実質的な現金化にもなる
- ゴールド・プラチナなら、口座不要のポイント投資体験も使える
- 信託報酬は高め、ポイント購入はNISA対象外。本格運用はつみたてや他社も検討
ポイントは、ためるだけでなく育てることもできます。まだエポスカードを持っていないなら、年会費無料のうちに1枚作って、日々の買い物でたまるポイントを投資の練習台にしてみてください。
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