スター・ツアーズの建物の脇に、ひっそりと「JCB」のラベルが貼られた小さな扉があります。前を通る人はほとんど気づきませんが、そのドアの奥には、混雑するパークの喧騒が嘘のように静かな空間が広がっています。ドリンク片手にソファでひと息ついて、アトラクションは並ばずに体験できる。ディズニーで一日歩き回った経験がある人なら、その価値はすぐにわかるはずです。
この「JCBラウンジ」、実はディズニー好きの間でちょっとした憧れの存在になっています。ただ、ここに入るための条件が想像以上にシビアで、「JCBプラチナを持っていれば入れる」と思っていた人がガッカリする場面をよく見かけます。ここでは、誰が使えて誰が使えないのか、どうやって予約するのかを、はっきり言い切る形でまとめました。
ディズニーのJCBラウンジはJCB ザ・クラス会員専用。プラチナでは入れない

先に一番大事なところをお伝えします。東京ディズニーリゾートのJCBラウンジに入れるのは、JCBの最上位カード「JCB ザ・クラス」の会員だけです。JCBプラチナでも、JCBゴールド ザ・プレミアでも入れません。ここを勘違いしたまま現地で「カードを持っているのに断られた」となるケースが本当に多いので、最初にきっぱり書いておきます。
JCB ザ・クラスは、自分から申し込めるカードではありません。JCBプラチナなどを長く使い、利用実績が認められた人にだけJCBからインビテーション(招待)が届く、完全招待制のカードです。つまりJCBラウンジは、お金を払えば誰でも入れる場所ではなく、「JCBを長年使い込んだ人へのご褒美」という位置づけになっています。
- JCBプラチナ・JCBゴールド ザ・プレミアでは利用できない
- JCB ザ・クラスは申込制ではなく完全招待制(自分からは作れない)
- メタル(金属製)カードでは予約も入室も不可。プラスチックカードが必要
「じゃあ自分には縁のない話か」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。ザ・クラスへの近道は、まずJCBプラチナをしっかり使い込むこと。ディズニーのラウンジを目指してプラチナから始める、という人も実際に多いんです。
JCBラウンジはパーク内に2か所。場所とアトラクション
JCBラウンジは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーにそれぞれ1か所、計2か所あります。どちらもJCBがスポンサーを務めるアトラクションの建物内に隠れています。
| パーク | 場所(アトラクション) | エリア |
|---|---|---|
| 東京ディズニーランド | スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー | トゥモローランド |
| 東京ディズニーシー | ニモ&フレンズ・シーライダー | ポートディスカバリー |
ラウンジで休憩できるだけでなく、その場のアトラクションに並ばず案内してもらえるのが大きな魅力です。一日中歩き回って疲れた足を休めながら、人気アトラクションをサッと体験できる。この「休憩+優先案内」のセットが、JCBラウンジが特別扱いされる理由です。なお、ラウンジ内の写真撮影は禁止されているので、中の様子は実際に入った人だけのお楽しみになっています。
利用条件は「本会員1名につき4名・年1回」
気をつけたいのが利用回数です。JCBラウンジは何度でも入れるわけではなく、はっきりとした制限があります。
- JCB ザ・クラス本会員1名につき、4月〜翌3月の1年間で1回利用できる
- 1回の予約で最大4名(乳幼児を含む)まで入室できる
- ランドかシー、どちらか一方を選んで利用する
- 家族カードを発行すれば、その分だけ利用権利が増える
ここで覚えておきたいのが、家族カードの存在です。本会員1名で年1回・4名までですが、家族カードを2枚発行していれば、本会員1枚+家族カード2枚で利用権利が3つになります。家族でディズニーによく行く人ほど、家族カードを使って予約枠を増やすのが賢い使い方です。
予約から当日までの流れ

当日いきなり行っても入れません。予約が必須で、しかも受付期間が決まっています。流れを順番に見ていきましょう。
会員専用サイト「MyJCB」のザ・クラス会員向けメニューから予約します。予約は利用日の1か月前にスタートし、前日の23時59分まで受け付けています。金・土・日や連休は埋まるのが早いので、行く日が決まったら早めに押さえておくと安心です。
予約が完了すると予約番号やメールが発行されます。これが当日の入室時に必要になるので、消さないように気をつけてください。スマホですぐ出せるようにしておくとスムーズです。
ラウンジの入口はパッと見ではわかりません。スター・ツアーズ、またはニモ&フレンズ・シーライダーのキャストに「JCBラウンジを利用したい」と伝えると、入口まで案内してくれます。入口の「JCB」と書かれたインターホンで、これから入る旨を伝えます。
入室時にはJCB ザ・クラスのプラスチックカードと予約番号を提示します。予約も当日の入室も、ザ・クラス本会員(家族カードで予約した場合は家族会員)の同席が必要です。代表者だけ別行動、というのはできないので、必ず一緒に向かってください。
予約でつまずきやすい3つのポイント
体験談を読んでいると、毎回同じところで惜しい思いをしている人がいます。先に知っておけば防げるので、ここでまとめておきます。
その1:メタルカードでは予約も入室もできない。
ザ・クラスにはメタル(金属製)カードがありますが、JCBラウンジの予約と入室にはプラスチックカードが必要です。かっこいいメタルカードだけ持って行くと、入口で困ることになります。当日はプラスチックカードを忘れずに。
その2:当日予約はできない。
「現地で空いてたら入ろう」は通用しません。受付は前日の23時59分まで。行くと決めたら、その日のうちに予約を済ませておきましょう。
その3:年1回の枠は4月始まり。
利用は4月〜翌3月で1回。3月までに使い忘れると、その年の枠は消えてしまいます。年度が変わる前に予定を確認しておくのがおすすめです。
よくある質問
- JCBプラチナでディズニーのJCBラウンジは使えますか?
-
使えません。利用できるのはJCB ザ・クラスの会員だけです。プラチナやゴールド ザ・プレミアでは入室できません。
- JCB ザ・クラスは自分で申し込めますか?
-
申し込めません。完全招待制で、JCBからインビテーションが届いた人だけが申し込めます。JCBプラチナを継続して使い込むのが王道のルートです。
- 何人まで一緒に入れますか?
-
1回の予約で乳幼児を含めて最大4名までです。本会員1名につき年1回利用でき、家族カードを発行すればその分だけ予約枠が増えます。
- 当日でも予約できますか?
-
できません。予約は利用日の1か月前から前日の23時59分まで。当日受付はないので、前日までにMyJCBから予約してください。
- ランドとシー、両方のラウンジを使えますか?
-
年1回の枠では、どちらか一方を選んで利用します。両方入りたい場合は、家族カードの枠を使うなど予約権利を分けて使う形になります。
まとめ|JCBラウンジを目指すなら、まずはJCBプラチナから

ディズニーのJCBラウンジは、静かな空間でひと息つけて、アトラクションも並ばずに楽しめる、ディズニー好きにとってかなり魅力的な特典です。ただし入れるのはJCB ザ・クラス会員だけ。プラチナやゴールドでは入れません。予約はMyJCBから、本会員1名につき年1回・4名まで、プラスチックカード持参が条件です。
ザ・クラスは招待制なので、いきなり手に入れることはできません。そのための一番の近道が、JCBプラチナを作って日々の支払いをまとめ、利用実績を積むことです。ディズニーのラウンジに憧れて、まずプラチナから始める人は本当に多いんです。憧れの扉の向こうを目指すなら、最初の一歩はここから始めましょう。
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※本記事の内容は2026年6月時点の情報をもとにまとめています。利用条件・予約方法・利用回数などは変更される場合があります。お申し込み・ご利用の前に、必ずJCB公式サイトで最新情報をご確認ください。

