エポスカードを調べていると、必ずといっていいほど「還元率が低い」という声を目にします。通常の還元率は0.5%。楽天カードやリクルートカードが1.0%以上あることを考えると、たしかに数字だけ見れば見劣りします。
でも、ここで「じゃあエポスカードはダメなのか」と結論を出すのは早すぎます。エポスカードは、使い方次第で還元率が2倍、3倍、条件がそろえば10倍以上にまで跳ね上がるカードだからです。0.5%はあくまで「何も工夫しなかったときの数字」にすぎません。
ここでは、エポスカードの還元率が本当に低いのかを検証しつつ、マルイ2倍・たまるマーケット・選べるポイントアップといった、ポイントを効率よく貯める使い方を紹介します。この記事のとおりに使えば、0.5%という数字はもう気にならなくなります。
※一部ご利用は還元率が異なる場合があります。
使い方を変えるだけでポイントがぐんぐん貯まる

エポスカードのポイントは、ちょっとした工夫で驚くほど貯まりやすくなります。同じ金額を使っても、貯まるポイントが何倍にもなるのです。具体的には、次のような貯め方があります。
- マルイ・モディで使えば還元率1.0%(2倍)
- ネットショッピングは「たまるマーケット」経由で2〜30倍
- ゴールド以上なら好きな3店舗が常に2倍(選べるポイントアップ)
- 固定費をまとめれば、毎月ほったらかしでポイントが貯まる
「還元率が低い」と諦めていた人ほど、この使い方を知ると印象がガラッと変わります。順番に見ていきましょう。
エポスカードの基本の還元率は0.5%

まず基本を押さえておきます。エポスカードは、200円(税込)の利用ごとに1エポスポイントが貯まります。1ポイント=1円として使えるので、還元率は0.5%です。
他の年会費無料カードと並べると、位置づけがよく分かります。
| カード | 通常還元率 |
|---|---|
| エポスカード | 0.5% |
| 楽天カード | 1.0% |
| リクルートカード | 1.2% |
| 三井住友カード(NL) | 0.5% |
こうして見ると、たしかにエポスカードの通常還元率は高くありません。ただ、これは三井住友カード(NL)も同じ0.5%。多くの流通系カードは、通常還元率を抑える代わりに、特定の使い方で大きく還元率を上げる設計になっています。エポスカードもまさにそのタイプです。ここからが本番です。
※一部ご利用は還元率が異なる場合があります。
還元率を上げる4つの使い方
1. マルイ・モディで使えば還元率1.0%(2倍)
マルイ・モディの店舗、およびマルイのネット通販でエポスカードを使うと、200円ごとに2ポイント。つまり還元率が1.0%にアップします。通常の2倍です。
さらに、マルイ・モディでは年4回「マルコとマルオの10%OFF」が開催されます。期間中はエポスカード払いで買い物が10%オフ。ポイント2倍とは別に、その場で10%引かれるので、マルイユーザーにとっては見逃せないタイミングです。家電や高額な買い物は、このセール期間に合わせるのが賢い使い方です。
2. ネットショッピングは「たまるマーケット」経由で2〜30倍
これがエポスカード最大の武器です。「たまるマーケット」というエポスカード会員専用のポイントサイトを経由してネットショッピングをすると、ポイントが2〜30倍に増えます。
使い方はカンタン。買い物の前に、たまるマーケットのサイトを経由して目的のショップに移動するだけ。事前登録も不要で、エポスカード会員なら誰でも使えます。楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングといった主要なショップはもちろん、じゃらんやホテルズドットコムなどの旅行予約サイトも対象です。
たとえば、ポイント20倍のショップで10,000円の買い物をすると、通常なら50ポイントのところ、たまるマーケット経由なら1,000ポイント。還元率にすると10.0%です。旅行の予約やネットショッピングをする前に、ひと手間かけてたまるマーケットを経由するだけで、これだけ差がつきます。
- たまるマーケットを経由しない:10,000円で50ポイント
- たまるマーケットを経由する(20倍):10,000円で1,000ポイント
ネットで買い物をする人ほど、この差は大きくなります。「還元率0.5%」という数字がいかに表面的なものか、これで分かるはずです。
3. リボ払い・分割払いでもポイント2倍(ただし注意)
支払い方法をリボ払いや3回以上の分割払いにすると、200円ごとに2ポイント貯まります。還元率1.0%です。
ただし、これはあまりおすすめしません。リボ払いや分割払いには手数料がかかるので、ポイントが2倍になっても、支払う手数料のほうが高くつくからです。ポイント欲しさにリボ払いを選ぶと、かえって損をします。ここは「そういう仕組みもある」と知っておく程度で十分です。基本は一括払いにしておきましょう。
4. ゴールド以上なら「選べるポイントアップ」で常に2倍
エポスゴールドカード以上を持っている人だけの特典ですが、「選べるポイントアップ」は非常に強力です。自分がよく使う店舗を3つまで登録でき、その店舗での還元率が2倍(1.0%)になります。
とくに効果的なのが、携帯料金・電気代・ガス代といった固定費を登録することです。毎月必ず発生する支払いが常に2倍になるので、何もしなくてもポイントが積み上がっていきます。月5万円の固定費を登録すれば、年間で約9,000ポイント。放っておくだけでこれだけ貯まります。
なお、マルイ・モディ・ENEOSでんきなど一部の店舗は、登録すると3倍(1.5%)になります。一般カードにはこの特典が付かないため、ゴールドを目指す大きな理由のひとつになっています。
ひとつ注意点があります。2026年4月1日から、JQ CARDエポスゴールドの選べるポイントアップが最大3倍から2倍に変更されました。一部の対象ショップも見直されているので、登録している人は自分の設定を確認しておくと安心です。
貯めたポイントの使い道

貯めたエポスポイントは、使い道も豊富です。おすすめの使い方を紹介します。
| 使い道 | 特徴 |
|---|---|
| マルイでの買い物 | 1ポイント=1円として値引きに使える。一番シンプル |
| カード利用代金への充当 | エポスNetから請求額に充てられる。使い忘れがない |
| 商品券・ギフト券 | Amazonギフト券などに交換できる |
| プリペイドチャージ | エポスVisaプリペイドにチャージ。Visa加盟店で使える |
| マイル交換 | ANA・JALマイルに交換できる(レートは低め) |
いちばん手軽なのは、マルイでの買い物に使うか、カード利用代金に充てる方法です。とくにカード代金への充当は、ポイントの使い忘れがなく、実質的な値引きになるのでおすすめです。マイル交換もできますが、ANAマイルは2ポイント=1マイルとレートが低いので、マイル目的で貯めるカードとしては向いていません。
還元率が気になるなら「使い分け」が正解
ここまで見てきたように、エポスカードはマルイ・ネットショッピング・固定費といった特定の使い方で真価を発揮します。逆に、コンビニや外食など日常のこまごました支払いでは、通常の0.5%のままです。
だから、いちばん賢いのは「使い分け」です。マルイでの買い物・ネットショッピング・固定費はエポスカード、それ以外の日常使いは高還元の別カード、というように分ければ、エポスカードの弱点は消えて、強みだけが残ります。エポスカードは「メインで全部やる」より「得意分野で使う」ほうが輝くカードなのです。
よくある質問
- エポスカードの還元率は本当に低いのですか?
-
通常の還元率は0.5%で、確かに高くありません。ただし、マルイで2倍、たまるマーケット経由で2〜30倍、選べるポイントアップで2倍と、使い方次第で大きく上げられます。0.5%は工夫しなかったときの数字にすぎません。
- たまるマーケットは登録が必要ですか?
-
事前登録は不要です。エポスカード会員なら誰でも使えます。買い物の前にたまるマーケットのサイトを経由して目的のショップへ移動するだけで、ポイントが2〜30倍になります。
- 選べるポイントアップは一般カードでも使えますか?
-
使えません。選べるポイントアップはエポスゴールドカード以上の特典です。一般カードでこの特典を使いたい場合は、まずゴールドカードへの招待を目指すことになります。
- ポイントの有効期限はありますか?
-
一般カードは2年間です。こまめに使えば失効の心配はほとんどありません。なお、ゴールド・プラチナカードにするとポイントの有効期限は無期限になります。
- マイルを貯めるのに向いていますか?
-
あまり向いていません。ANAマイルは2ポイント=1マイルとレートが低めです。マイルを本格的に貯めたいなら、マイル還元に強い別のカードを選ぶほうが効率的です。エポスカードは買い物や旅行の割引に使うのが賢い使い方です。
まとめ
エポスカードの還元率は、通常0.5%と低めですが、使い方を工夫すれば何倍にも伸ばせます。最後にポイントを振り返ります。
- 基本の還元率は0.5%(200円=1ポイント)
- マルイ・モディでは2倍(1.0%)。年4回の10%OFFセールも活用したい
- たまるマーケット経由のネットショッピングで2〜30倍。これが最大の武器
- ゴールド以上なら選べるポイントアップで固定費が常に2倍
- 日常使いは別の高還元カードと使い分けるのが正解
「還元率が低いからやめておこう」と判断するのは、正直もったいないです。マルイやネットショッピングをよく使う人なら、むしろポイントが貯まりやすいカードになります。まずは1枚持って、たまるマーケット経由の買い物から試してみてください。その差にきっと驚くはずです。
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