JCBプラチナのプライオリティ・パスは改悪された?2026年までの変更点とラウンジ利用の注意

出張のたびに空港のラウンジでひと息つく。これがJCBプラチナを持ついちばんの楽しみ、という人は多いはずです。ところがここ数年、プライオリティ・パスのルールが立て続けに変わりました。「前は空港のレストランでタダでご飯が食べられたのに、いつの間にか使えなくなっていた」——そんな声をよく聞きます。

ここでは、2024年から2026年にかけてJCBプラチナのプライオリティ・パスに何が起きたのかを、時系列でわかりやすくまとめます。「結局いま何ができて、何ができないのか」がスッキリわかるように書きました。先に言っておくと、ラウンジ目当てで持つなら今でも十分に価値があります。慌てて解約する必要はありません。

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変わったのはレストラン。ラウンジは今も無料で使い放題

最初に全体像をお伝えします。一連の変更で影響を受けたのは、空港内の「レストラン」や「マッサージ・足湯」といったラウンジ以外の施設です。肝心の空港ラウンジは、これまで通り回数無制限で無料。ここは何も変わっていません。

サービス内容変更前2026年現在
国内の空港ラウンジ無料・無制限無料・無制限(変更なし)
海外の空港ラウンジ無料・無制限無料・無制限(変更なし)
国内のレストラン・休憩施設無料で利用可利用対象外
海外のレストランなど無料で利用可利用可(変更なし)

つまり「ラウンジで快適に過ごす」という本来の使い方をする分には、JCBプラチナのプライオリティ・パスは今でも現役です。失われたのは「飛行機に乗る前に、空港のレストランでコース料理をタダで楽しむ」という、おまけ的な楽しみ方のほうでした。

時系列でわかる、3つの変更点

では、いつ何が変わったのかを順番に見ていきます。大きく分けて3つの節目があります。

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2024年10月31日|国内のレストラン利用が終了

これが一番大きな変更です。2024年10月31日の午後8時から、JCBが発行するプライオリティ・パスでは、日本国内の「レストラン」「マッサージ・足湯などのリフレッシュ施設」「休憩施設」が使えなくなりました。それまでは成田の「ぼてぢゅう」などで食事を無料で楽しめたのですが、ここで対象外に。以降、国内で使えるのは空港ラウンジだけになりました。

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2025年8月1日|プライオリティ・パス全体で「出発3時間前」ルール

翌2025年8月1日には、プライオリティ・パスそのものの利用条件が厳しくなりました。国内のレストランやリフレッシュ施設は「出発時刻の3時間前以内の搭乗券」を見せないと使えなくなり、到着便での利用は全面禁止に。これは全カード共通のルールです。ただしJCBプラチナは前年10月の時点ですでにレストランが対象外なので、この変更で新たに困ることはほぼありません。

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2025年以降|他社カードは同伴者料金が値上げ(JCBは据え置き)

2025年は他社カードで同伴者料金の値上げが相次ぎました。多くのカードが1名35米ドル(約5,500円)に設定するなか、JCBプラチナの同伴者料金は税込2,200円のまま据え置きです。為替に左右されず、円で固定されているのはJCBの良心的なところ。同伴者を連れて行く機会が多い人ほど、この差はじわじわ効いてきます。

「改悪」と言われる理由と、実はそこまで困らない理由

一連の変更が「改悪」と呼ばれるのは、空港のレストランでの食事という、わかりやすくお得な特典がなくなったからです。コース料理が無料になるインパクトは大きく、それを楽しみにしていた人にとっては残念な話でした。

  • 国内の空港レストラン・マッサージ施設が使えなくなった(2024年10月31日〜)
  • 「飛行機の前にタダで食事」というおまけの楽しみが消えた
  • レストラン特典を求めるなら、別のカードを検討する必要がある

とはいえ、です。プライオリティ・パスの本来の役目は「空港ラウンジでくつろぐこと」。そのラウンジは国内も海外も無料・無制限のまま残っています。出発前にゆっくりコーヒーを飲んだり、Wi-Fiで仕事を片付けたり、軽食やお酒で時間をつぶしたり——こうした使い方をする人にとっては、痛手はほとんどありません。

  • 国内・海外の空港ラウンジは今も無料・回数無制限
  • 同伴者料金は税込2,200円で据え置き(他社は35米ドルへ値上げ)
  • 海外ではレストランなどの施設もこれまで通り利用可能

海外旅行や出張が多い人なら、海外のレストラン優待が生きているのも見逃せません。国内のルールだけ見て「もうダメだ」と判断するのは、ちょっと早とちりです。

レストラン特典を諦めたくない人の選択肢

「やっぱり空港でタダ飯を楽しみたい」という人もいるでしょう。その場合は、国内レストラン特典が今も残っているカードを別に持つのが現実的です。2026年時点で、国内の空港レストラン・リフレッシュ施設を使えるプライオリティ・パスとして名前が挙がるのは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードです。

ただし、こちらも2025年8月からの「出発3時間前ルール」は同じく適用されます。到着便では使えませんし、出発の3時間前を過ぎてから空港に着くと結局アウト。「いつでも好きなときにタダ飯」という時代は、どのカードでも終わったと考えておくのが正解です。JCBプラチナはラウンジ用、レストランは別カード、と役割を分けて2枚持ちするのが賢い使い方になります。

よくある質問

JCBプラチナのプライオリティ・パスは、もう使えないのですか?

使えます。空港ラウンジは国内も海外も無料・回数無制限のままです。使えなくなったのは国内のレストランやマッサージ施設だけで、ラウンジ目的なら今でも問題なく活躍します。

国内ラウンジに回数制限はつきましたか?

ついていません。一連の変更で制限がかかったのはレストランなどの非ラウンジ施設だけです。ラウンジは何度でも無料で使えます。

同伴者の料金も値上げされましたか?

JCBプラチナは税込2,200円のまま据え置きです。多くの他社カードが1名35米ドル(約5,500円)へ値上げするなか、円建てで固定されているのはJCBの強みです。なお同伴者1名が無料になるのはJCB ザ・クラスの特典で、JCBプラチナは対象外です。

海外の空港でもレストランは使えなくなったのですか?

いいえ。今回の制限は日本国内のみが対象です。海外の空港では、レストランなどの提携施設もこれまで通り利用できます。

家族カードでもプライオリティ・パスは作れますか?

作れません。JCBでは家族会員のプライオリティ・パス発行はできない決まりです。家族と使う場合は、本会員が同伴者として連れて入る形になり、1名につき税込2,200円がかかります。

まとめ

2024年から2026年にかけての変更を、最後にもう一度おさらいします。

  • 変わったのは国内のレストラン・休憩施設。2024年10月31日に利用対象外になった
  • 2025年8月からは全カード共通で「出発3時間前ルール」が追加された
  • 空港ラウンジは国内・海外とも無料・無制限のまま。ここは無傷
  • 同伴者料金は税込2,200円で据え置き。他社の値上げと比べて優位
  • ラウンジ目的なら解約は不要。レストランも狙うなら別カードとの2枚持ちが正解

「改悪」という言葉のインパクトに比べると、ラウンジを軸に使う人への実害は小さいというのが正直なところです。年会費27,500円でこのラウンジ環境とコンシェルジュが付くなら、まだまだ持つ価値のある1枚です。

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※本記事は2026年6月時点の情報です。プライオリティ・パスおよびJCBプラチナのサービス内容は予告なく変更される場合があります。最新の内容はJCB公式サイトおよびプライオリティ・パス案内ページでご確認ください。

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