「クレジットカードは持ちたいけど、年会費で毎年お金がかかるのはイヤ」。そう考える人は多いです。でも、年会費が無料でも中身はしっかりしたカードはたくさんあります。中には、旅行中のけがや病気をカバーしてくれる海外旅行保険まで付く1枚もあります。
ここでは、コストをかけずに補償やお得もほしい人に向けて、年会費無料のおすすめカード7枚を、旅慣れた先輩が友人にすすめる感覚で比べていきます。読み終わるころには、財布の負担ゼロで、旅行の備えもポイントも手に入る自分の1枚が見つかるはずです。まずは、無料カードの落とし穴から見ていきましょう。
年会費無料でも「保険が付く」カードと「付かない」カードがある
最初に知っておいてほしいのが、これです。年会費無料のカードは、大きく2つに分かれます。
- 海外旅行保険が付くカード:旅行中のけがや病気の治療費をカバーしてくれます。旅行によく行く人に向いています。
- 保険が付かないカード:そのぶんポイント還元やスマホ決済に力を入れています。ふだんの買い物中心の人に向いています。
どちらがいいかは、あなたの使い方しだいです。旅行の備えがほしいなら保険付き、ポイントを貯めたいなら高還元。この軸で選べば失敗しません。次に、選ぶときの3つのポイントを押さえましょう。
年会費無料カードの選び方は3つ

- ポイント還元率:0.5%が標準、1.0%以上なら高還元。ふだんの買い物で差がつきます。
- 保険の中身:金額の大きさだけでなく、海外で一番使う「病気やけがの治療費」がいくらまで出るかを見ます。
- 使い勝手:即日発行できるか、スマホ決済に対応しているか。今日から使いたい人はここも大事です。
とくに見落としがちなのが、2つめの「保険の中身」です。「最高3,000万円」と大きく書いてあっても、その金額は事故で亡くなったときのもの。旅行で実際に使うのは、おなかを壊した・けがをしたときの治療費です。ここが手厚いかどうかで、いざというときの安心感がまるで変わります。
年会費無料のおすすめクレジットカード7選
ここからが本題です。年会費がずっと無料の7枚を、同じ目線で並べました。まずは一覧で全体像をつかんでください。
| カード | ポイント還元率 | 海外旅行保険 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| エポスカード | 0.5% | 利用付帯・最高3,000万円(病気の治療270万円) | 保険の手厚さで選びたい人 |
| 楽天カード | 1.0% | 利用付帯・最高2,000万円 | 楽天でよく買い物する人 |
| JCBカードW | 1.0% | 利用付帯・最高2,000万円 | 18〜39歳で高還元がほしい人 |
| リクルートカード | 1.2% | 利用付帯・最高2,000万円 | とにかく還元率で選びたい人 |
| 三井住友カード(NL) | 0.5%〜 | 利用付帯・最高2,000万円 | コンビニ・飲食をよく使う人 |
| PayPayカード | 1.0% | なし | PayPayをよく使う人 |
| セゾンカードデジタル | 0.5% | なし | 今すぐスマホで使いたい人 |
保険が付くのは上の5枚、付かないのは下の2枚です。この中から、目的別に代表的なカードを見ていきましょう。
保険で選ぶなら「エポスカード」

旅行の備えを重視するなら、答えはエポスカードです。理由は、海外で一番使う病気の治療費が270万円まで出るから。ほかの無料カードは、還元率が高くても治療費の枠が小さいものが多く、たとえばリクルートカードの病気の治療費は20万円どまりです。いざ海外で入院となると、この差は大きく響きます。
しかも旅行代金をこのカードで払うだけで保険が使えて、最短即日で受け取れます。旅行の直前でも間に合うのはうれしいところ。補償の中身はエポスカードの海外旅行保険は最高3,000万円|利用付帯の条件と2枚持ちのコツでくわしくまとめています。
還元率で選ぶなら「リクルートカード」「楽天カード」
ポイントをたくさん貯めたいなら、還元率1.2%のリクルートカードが頭ひとつ抜けています。楽天カードは還元率1.0%で、楽天市場での買い物ならさらに貯まります。楽天をよく使う人には相性ばつぐんです。ただし、どちらも病気の治療費の枠は小さめなので、旅行の備えとしては物足りません。
スマホ決済で選ぶなら「三井住友カード(NL)」「PayPayカード」
三井住友カード(NL)は、対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済をすると、ポイントが大きく上がります。よく行くお店がその対象なら、これ1枚で得します。PayPayカードは、PayPayにそのままチャージして使えるのが便利。ふだんPayPay中心の人に向いています。
今すぐ使いたいなら「セゾンカードデジタル」

セゾンカードデジタルは、申し込んで最短5分でスマホにカード番号が発行され、その場でネットの買い物に使えます。保険は付きませんが、とにかく急いでいる人には心強い1枚です。
迷ったら「保険が手厚いエポスカード」から
7枚を見てきましたが、「結局どれがいいか決められない」という人は、エポスカードから始めるのが正解です。理由をまとめました。
- 年会費が永年無料。持っているだけならお金は一切かかりません。
- 病気の治療費270万円は無料カードでトップクラス。旅行の備えとして頼れます。
- 最短即日で受け取れる。ネットで申し込んで店頭受取なら当日から使えます。
- 使い続けるとゴールドへ無料で招待される。将来、空港ラウンジも実質タダで使えるようになります。
ポイント還元率だけを見れば0.5%と高くありませんが、旅行の安心まで無料で手に入るカードは限られます。還元率の高いカードをメインにして、エポスは保険用のサブとして持つ「2枚持ち」もかしこい使い方です。エポスと楽天カードの組み合わせはエポスカードと楽天カードはどっちがお得?、三井住友カード(NL)との比較はエポスカードと三井住友カード(NL)はどっちがいい?を参考にしてください。
申し込む前に知っておきたい注意点
年会費無料カードを選ぶときに、正直に気をつけたい点もお伝えします。
- 海外旅行保険の多くは「利用付帯」です。旅行代金をそのカードで払わないと保険が使えないので、航空券やツアー代の支払いカードに気をつけましょう。
- 「最高◯◯万円」という大きな数字は、事故で亡くなったときの金額です。実際に使う治療費の枠は別なので、そこを必ず確認してください。
- アメリカやハワイなど医療費が高い国では、1枚だけだと補償が足りない場面があります。保険が付く無料カードを2枚持てば、治療費を合算できて安心です。
よくある質問
- 年会費無料のカードでも、あとからお金はかかりませんか?
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永年無料のカードなら、あとから年会費がかかることはありません。今回の7枚はすべて永年無料です。持っているだけで維持費がかかる心配はありません。
- 旅行の保険がいちばん手厚いのはどれですか?
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エポスカードです。海外で一番使う病気の治療費が270万円まで出て、無料カードの中でもトップクラスの手厚さです。
- 還元率がいちばん高いのはどれですか?
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リクルートカードの1.2%が頭ひとつ抜けています。楽天カードとJCBカードWも1.0%で高還元です。ポイント重視ならこの3枚から選びましょう。
- 2枚持ちは意味がありますか?
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あります。とくに海外旅行保険は、2枚のカードで治療費を合算できます。還元率の高いカードと、保険が手厚いエポスカードを組み合わせると、お得と安心の両方が手に入ります。
- 今日中にカードを使いたいです。間に合いますか?
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間に合います。エポスカードはネットで申し込んで店頭受取を選べば最短即日、セゾンカードデジタルは最短5分でスマホに発行されます。急ぐならこの2枚がおすすめです。
まとめ
年会費無料のカードは、「保険で選ぶ」か「還元率で選ぶ」かで答えが変わります。自分の使い方に合わせて選べば、財布の負担ゼロでしっかり得できます。
- 旅行の備えがほしいならエポスカード。病気の治療費270万円は無料カードでトップクラス
- ポイント重視ならリクルートカード(1.2%)や楽天カード、JCBカードW
- 迷ったら、保険まで無料で付くエポスカードから。還元率の高いカードとの2枚持ちも正解
どれにするか決めきれないなら、まずは保険が手厚いエポスカードを1枚持っておきましょう。年会費はずっと無料なので、持っておいて損はありません。旅行の安心を、コストゼロで手に入れてください。

