早朝5時半、まだ薄暗い羽田空港第2ターミナル。自動チェックイン機にスマホをかざすと、画面に表示されるのは同じ日の搭乗便が4つ。羽田→那覇、那覇→羽田、羽田→那覇、那覇→羽田。保安検査場に向かいながら「今日だけで10時間飛行機に乗るのか」と、自分でもちょっと笑ってしまいます。
那覇に着いて空港の外には出ず、到着ゲート横の乗り継ぎカウンターで次の便のチェックインだけ済ませて、また搭乗口へ。滞在時間は40分。沖縄の空気を吸ったのは、ボーディングブリッジを歩いた数秒だけ。これを17日繰り返した先に、「飛行機に乗らない年でも空港で並ばない自分」が待っている。正気を疑う日帰り旅ですが、やった人の多くが「もう一度やるかと聞かれたら……まあ、やる」と答えるのがSFC修行という世界です。
羽田-那覇は、SFC修行(スーパーフライヤーズカード取得のための搭乗)の中でも圧倒的に走られてきた「聖地」ルートです。ただ、2026年5月19日からANAの国内線運賃体系が「シンプル/スタンダード/フレックス」の3区分に再編されたことで、修行のコスト構造が変わりました。この記事では、新運賃を前提に、羽田-那覇修行のリアルな費用・往復回数・期間を、計算式と一緒に整理していきます。
SFC制度そのものの2028年改悪については、別記事で全体像をまとめています。「修行を始める前に、そもそも今やる価値あるの?」と気になっている方は、先にこちらから読むと判断がしやすいと思います。
【2028年4月】SFC改悪の全貌|年300万円の壁とラウンジ利用権を失わない3つの対策
なぜ「羽田-那覇」がSFC修行の聖地と呼ばれるのか

修行ルートは全国にいくつもありますが、関東圏に住んでいる人の99%が羽田-那覇に行き着きます。理由はシンプルで、「プレミアムポイント単価」「便数」「予約の取りやすさ」の3つで他路線を圧倒しているからです。
国内線2倍積算 × 長距離区間の威力
プレミアムポイント(以下、PP)の計算式は「区間基本マイレージ × 積算率 × 路線倍率(2倍) + 搭乗ポイント」です。国内線は全路線で路線倍率が2倍にかかるので、これがそもそも国内線修行が成立する大前提になっています。
そして、羽田-那覇の区間基本マイレージは984マイル。国内線でこれより距離が長いのは石垣・宮古など離島路線だけで、それらは便数の少なさがネックになります。羽田-那覇は1日10便以上飛んでいるので、修行スケジュールが組みやすい。「長くて、便数が多くて、安い」の三拍子が揃った稀有な路線、それが羽田-那覇です。
便数の多さが生む「OKAタッチ」の柔軟性
那覇空港の3レターコードは「OKA」。これになぞらえて、那覇に到着してそのまま折り返す日帰りフライトを「OKAタッチ」と呼びます。羽田-那覇の便数の多さがあるからこそ、朝6時台から夜21時台まで便が選び放題で、1日に2往復(片道4区間)組むことすら可能でした。
ただし、ここが要注意ポイント。2026年5月19日以降のシステム移行で、同日内に複数予約を同時に取る運用が以前より組みにくくなったという声が修行僧コミュニティで上がっています。複数区間予約は同一運賃種別での組み合わせに限られたり、同日内の複数予約は予約画面の見え方が変わったりと、細かい運用が刷新中です。1日2往復を狙う場合は、予約時に「同一旅程内に4区間を入れられるか」を必ず確認してください。
- 2026年5月19日〜6月9日(予定)はシステム移行期間のため、サービス制限あり
- 同一旅程内で異なる運賃種別の組み合わせは不可
- シンプル運賃はSFC会員でも事前座席指定が出発24時間前から(これが地味につらい)
本音|正直、飽きる。それでも選ばれる「効率」という正義
羽田-那覇修行を完走した方のブログを読み漁ると、ほぼ全員が同じことを書いています。「5回目あたりから飽きる」「機内Wi-FiはYouTubeが見れない品質で、移動カフェのつもりでいないと耐えられない」。
それでも羽田-那覇が選ばれ続けるのは、要するに効率という名の正義が他のあらゆるストレスを上回るからです。飽きる、腰が痛い、機内食もそろそろ覚えた。それでもPP単価10円を切れる路線は他にほぼないので、結局ここに戻ってくる。修行というネーミングが秀逸すぎる現象です。
2026年新運賃でPP計算がどう変わったか

2026年5月19日搭乗分から、ANA国内線の運賃は「シンプル」「スタンダード」「フレックス」の3区分に集約されました。旧来の「ANA SUPER VALUE」「バリュー」「ビジネスきっぷ」などの呼び方は終了。SFC修行的に重要なのは、運賃区分ごとの積算率と搭乗ポイントが刷新されたことです。
新運賃の積算率・搭乗ポイント一覧
| 運賃区分 | エコノミー積算率 | ファースト積算率 | 搭乗ポイント |
|---|---|---|---|
| シンプル | 70% | 120% | 100PP |
| スタンダード | 80% | 130% | 200PP |
| フレックス | 100% | 150% | 400PP |
※ ファーストクラスは旧プレミアムクラスから名称変更。サービス内容は同じです。
※ エコノミークラスからファーストクラスへ当日アップグレードした場合、元の運賃に+50%が加算されます(例|スタンダード80%+50%=130%)。
羽田-那覇1区間あたりの獲得PP
羽田-那覇(984マイル)で計算すると、こうなります。
| 運賃区分 | 1区間獲得PP | 往復獲得PP |
|---|---|---|
| シンプル(エコノミー) | 1,478PP | 2,956PP |
| スタンダード(エコノミー) | 1,774PP | 3,548PP |
| フレックス(エコノミー) | 2,368PP | 4,736PP |
| シンプル(ファースト) | 2,762PP | 5,524PP |
| スタンダード(ファースト) | 2,758PP | 5,516PP |
| フレックス(ファースト) | 3,352PP | 6,704PP |
SFC取得には年間50,000PP(プラチナステイタス到達)が必要なので、ここから逆算して何往復必要かが見えてきます。
気になる「PP単価」の目安
修行界で長く語られてきた指標が「PP単価」、つまり1PPあたりの航空券コストです。
- PP単価10円以下|大勝利ライン。コスパ良好
- PP単価12円前後|現実的な合格ライン
- PP単価15円超|お金で時間を買う層向け
新運賃のシンプル(エコノミー)は積算率こそ70%ですが、最安価格帯が片道11,990円〜と安く、PP単価8円台が狙えるタイミングもあります。一方でフレックス(エコノミー)は片道57,000円台が中心で、PP単価は20円超え。修行用ではなく当日変更が必要な出張族向けの運賃です。
【シミュレーション】解脱までに必要な往復回数
では、新運賃で羽田-那覇修行をやるとして、何回飛べば50,000PPに届くのか。具体的な総額目安と一緒に見ていきます。
パターンA|シンプル(エコノミー)中心の最安ルート
1往復で2,956PP獲得。50,000PP÷2,956PP=約17往復。
仮に片道平均15,000円のシンプル運賃を取れたとすると、片道15,000円×34区間=総額約51万円。
シンプルは最安帯で片道12,000円前後の便もあるため、安い時期を狙えば総額40万円台まで圧縮できる計算です。
特徴|費用は最小、ただし搭乗回数と体力勝負。シンプル運賃は事前座席指定が出発24時間前からなので、家族連れには不向き。一人修行なら割り切って使えます。
パターンB|スタンダード(ファーストクラス)で優雅に解脱
1往復で5,516PP獲得。50,000PP÷5,516PP=約9往復。
2026年5月19日以降のスタンダード(ファースト)は最安帯で片道30,000円前後から。仮に片道35,000円×18区間で計算すると、総額約63万円。タイムセール時にもう少し下がるタイミングもあります。
特徴|機内食・ANAラウンジ・優先搭乗が9往復ぶん楽しめます。回数が約半分なので体力的に楽。家族や仕事との兼ね合いで「平日2日休めるか?」がカギになる人にはこちらが現実的です。
パターンC|シンプル(ファーストクラス)という新しい選択肢
新運賃で「コスパ的に化けた」と言われているのが、シンプル(ファーストクラス)です。積算率120%+搭乗ポイント400PPで1区間2,762PP。1往復で5,524PPを稼げます。
シンプル(ファースト)はファーストの中で最安帯で片道25,000円〜35,000円の便があり、PP単価10円を切るタイミングが2026年5月19日以降に多数発生中。スタンダードより安く、ファーストの座席・機内食・ラウンジは利用可能(事前座席指定は不可)。新運賃時代の隠れた本命です。
9往復で総額約45万円〜55万円のレンジで組めると、PP単価9円台が見えてきます。
修行期間はどれくらい?リアルなスケジュール

SFC修行は1月〜12月の1年間で50,000PPを獲得し、翌年プラチナステイタス到達でSFC申請可能。つまり「いつ始めて、いつまでに終えるか」は自由設計です。代表的な3パターンを紹介します。
短期集中型|1ヶ月で解脱
週末ごとに1日2往復(4区間)を組み、4〜5週間で完了する超ハードコースです。シンプル(エコノミー)で組むと約17往復必要なので、土日両方使って週2往復ペースで2ヶ月半。1日2往復ならもう少し短縮できます。
ただし冒頭で触れたとおり、2026年5月19日以降は同日内予約の組み方に制約が出ているので、「1日2往復」が組めるかは予約画面で必ず確認を。
バランス型|月2〜3回の沖縄旅行を楽しみながら半年
月2〜3回ペースで6ヶ月。沖縄に1泊して観光やグルメも楽しむスタイル。総額は宿泊費が乗るぶん上がりますが、「修行=苦行」を「修行=旅行」に変えられる現実的なペースです。
那覇空港から国際通りまでゆいレールで15分、首里城も日帰り圏内。修行2日目の昼間に観光を入れるだけで体感の苦痛が半減します。
修行を始めるベストな時期|1月〜3月の価格安定期
沖縄路線が最も安いのは1月〜3月の閑散期。次に安いのがGW後〜7月上旬です。逆に7月下旬〜10月のハイシーズンは航空券も宿泊費も跳ね上がるので、修行向きではありません。
SFC修行は1月1日からのPP集計なので、「1月から始めて、夏前までに解脱」が王道のスケジュールです。
最安ルートを組むための3つの鉄則
鉄則①|45日前予約を死守せよ
新運賃は「空席予測連動」で価格が動きます。スタンダード・シンプルの予約期限は1日前/28日前/45日前のいずれか、空席状況によって決まります。45日前の最安価格帯を逃すと、同じシンプルでも数千円〜1万円単位で価格が変わります。
修行は「飛ぶ日を決める→チケットを買う」ではなく、「最安便を見つける→その日に飛ぶ」の発想で組むのが鉄則です。
鉄則②|火・水・木を狙う
土日祝・連休前後は需要が高く、シンプルでも片道2万円超えがザラ。一方、火曜・水曜・木曜は同じ便でも片道1万円台前半まで下がることがあります。会社員修行僧は有給を平日中盤に貼って、火水木でOKAタッチするのが最安ルートです。
鉄則③|那覇経由の石垣・宮古路線でPPを稼ぐ
羽田-石垣を那覇経由で乗り継ぐと、1回の旅程で羽田-那覇(984マイル)+那覇-石垣(247マイル)の2区間ぶんのPPが取れます。新運賃では乗り継ぎ便の搭乗ポイントが半減しないため、区間あたりの効率がかなり良くなりました。
ただし宮古路線はなぜか那覇経由のほうがPP単価が悪いケースが多いので、石垣を優先するのがコツです。
【実録】OKAタッチの1日を時系列で

平均的なOKAタッチ1日2往復のスケジュールをまとめました。
| 時刻 | 行動 |
|---|---|
| 04:30 | 起床。始発で羽田へ |
| 06:00 | 羽田空港着。自動チェックイン機で全区間ぶんの搭乗券を発行 |
| 06:30 | ANAラウンジで朝食。コーヒーとパン |
| 07:45 | 1便目|羽田→那覇 |
| 10:45 | 那覇着。乗り継ぎカウンターで保安検査を出ずにチェックイン |
| 11:35 | 2便目|那覇→羽田 |
| 13:50 | 羽田着。ターミナル内で昼食 |
| 15:25 | 3便目|羽田→那覇 |
| 18:20 | 那覇着。空港内で夕食(オリオン生ビール一杯くらいは許す) |
| 19:10 | 4便目|那覇→羽田 |
| 21:25 | 羽田着。電車で帰宅。お疲れさまでした |
那覇滞在時間40分の壁
OKAタッチで1日2往復する場合、那覇での滞在は40分〜1時間が標準です。空港の外に出る余裕はゼロ。乗り継ぎカウンターでチェックインして、保安検査内で次便を待ちます。
SFCホルダーなら那覇空港のANAラウンジでオリオンビールサーバーが使えるので、ここを楽しみに飛ぶ修行僧も多いです(口コミでも「那覇のオリオン生ビールサーバーは感動」という声が多数)。ただし修行中はSFCホルダーではないので、ANAラウンジは利用不可。プレミアムクラス(ファーストクラス)に乗っているときだけ入れます。
本音|空港グルメとラウンジホッピングで「心の余裕」を作る
修行を完走した方の本音で多いのが、「2往復目の機内で心が折れる」という話。これを防ぐコツは、ひとつだけ「楽しみ」を仕込んでおくことです。
- 那覇空港のA&Wでルートビアとカーリーフライ
- 羽田空港The Minatoya Loungeの肉そば
- 1回くらいはプレミアムクラスでラウンジ+機内食をフルで使う日を作る
「移動するカフェだと思えばいい」と先輩修行僧は言いますが、それは6回目以降の人のセリフです。最初の数回は素直に体力勝負と覚悟しておいてください。
SFC取得用クレジットカードを修行前に作っておく
地味に大事な前準備として、修行前にANAカード(本会員)を発行しておく必要があります。SFCの本会員になるためのカードは、家族カードからは申し込めないからです。
修行後にSFCを発行するときの選択肢は主に4種類です。
| カード名 | 年会費(税込) | 家族カード | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ANAスーパーフライヤーズカード(一般VISA/Master) | 11,275円 | 5,610円 | 最安。特典は最低限 |
| ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード(JCB) | 16,500円 | 8,250円 | 旅行保険全自動付帯。コスパ最良 |
| ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード(アメックス) | 34,100円 | 17,050円 | 航空券購入で還元率3%。修行中におすすめ |
| ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード | 96,800円 | 4,400円 | ANAスイートラウンジ利用可 |
修行中の航空券購入で還元率を稼ぐなら、ANAアメックス(SFC前身のANAアメックスゴールド)を修行前に作って、航空券3%還元を活用するのが定番です。修行後にそのままSFC切替できます。
2028年改悪後を見据えて|SFC取得後の費用も計算しておく
ここまで読んで「よし、修行始めるか」と思った方に、もう一つだけ大事な話があります。SFCは2028年4月から「SFC PLUS」「SFC LITE」の2区分制になります。
判定期間は2026年12月16日〜2027年12月15日のANAカード・ANA Payの年間決済額。300万円以上ならPLUS(従来通りラウンジ等使える)、未達ならLITE(ANAラウンジ・スターアライアンス・ゴールド資格が使えない)に振り分けられます。
つまり今から修行を始める場合、「50万円かけて修行→さらに毎年300万円決済」がフルセットになるわけです。これがダブルハードルと言われる所以で、ここをスルーすると修行費用が完全に無駄になりかねません。
300万円決済のルート設計、ANA Payやライフソリューションサービスの組み合わせ方は、別記事で詳しく解説しています。

300万円決済が厳しい人は「修行しない」選択肢も
ここまで書いておいて何ですが、年300万円の決済が現実的に厳しい人にとっては、SFC修行は2028年以降コスパが微妙になります。
50万円かけて修行→年会費16,500円(SFCゴールドJCB)を払い続けても、決済額が300万円未満ならLITE扱いでANAラウンジは使えない。それなら、最初から年会費16,500円でプライオリティ・パスが付帯するUCプラチナカードのほうが、修行ゼロで世界1,500か所のラウンジが年6回使えます。家族カード(年会費3,300円)を作れば、家族会員も同条件でプライオリティ・パスが使えるので夫婦旅行にも強い。

空港ラウンジ目的だけなら、プライオリティ・パスのほうが世界のラウンジ網は広いです。「修行のRPG感も含めて楽しめる人はSFC」「ラウンジが使えればOKの人はUCプラチナ」と割り切るのが、2028年以降の現実的な分岐です。
プライオリティ・パスを無料発行できるカードについては、姉妹サイトのこちらの記事も参考になります。
【2025年最新】プライオリティ・パスを無料で手に入れる方法|セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス活用ガイド
よくある質問
- 2026年5月以降、OKAタッチの1日2往復はまだ可能ですか?
-
物理的には可能ですが、同日内の予約画面表示や同一旅程内予約の組み方が刷新されており、以前より複雑になっています。同一旅程内で異なる運賃種別の組み合わせは不可になったため、1日2往復を同一予約で取りたい場合は同じ運賃区分で揃える必要があります。予約画面で「4区間まとめ予約」ができるか必ず事前確認を。
- シンプル運賃で修行するのはアリですか?
-
コスト重視ならアリです。エコノミーで積算率70%+搭乗ポイント100PP、ファーストで積算率120%+搭乗ポイント400PPと、ファーストは特にコスパが良いです。ただし事前座席指定が出発24時間前からになるため、SFC会員でも座席を選べないのが地味につらい。家族修行・グループ修行には不向きで、一人修行向けの運賃と覚えておくと判断しやすいです。
- 2028年改悪後でも今から修行する価値はありますか?
-
「修行+年300万円決済」の両方を回せる人なら価値があります。逆に決済額が年300万円に届かない場合は、修行後にSFC LITEになりANAラウンジが使えないため、修行費用に対する見返りが小さくなります。年間決済額を試算して、300万円が現実的かどうかを先に確認してから判断するのが安全です。
- ライフソリューションサービス併用で修行回数を減らせますか?
-
はい、可能です。ANAライフソリューションサービスを7サービス以上利用すると、SFC到達条件が「30,000PP以上+ライフソリューション7サービス利用」に緩和されます。羽田-那覇シンプル(エコノミー)なら約10往復で達成可能になるため、総額25〜30万円程度まで圧縮できます。詳しい条件はANA公式サイトで最新版を確認してください。
- 那覇空港で外に出ずに保安検査もパスできますか?
-
はい、可能です。那覇空港の到着ゲート付近にANA乗り継ぎカウンターがあり、ここで次便のチェックインをすれば、再度保安検査を通る必要はありません。羽田空港で出発時に全区間ぶんの搭乗券をまとめて発行してもらうとさらにスムーズ。SKIPサービスを使う場合は那覇でチェックインタッチが必要なので、必ず乗り継ぎカウンターに寄ってください。
まとめ|羽田-那覇修行は2026年新運賃でも王道のまま

2026年5月19日の運賃改定後も、羽田-那覇はSFC修行の王道ルートです。新運賃で押さえておきたいポイントを整理しておきます。
- シンプル(エコノミー)17往復で総額40〜55万円|最安だが体力勝負
- シンプル(ファースト)9往復で総額45〜55万円|新運賃で化けた本命
- スタンダード(ファースト)9往復で総額63万円〜|優雅に解脱
- 1月〜3月の閑散期スタート、火水木の搭乗、45日前予約が三種の神器
- 2028年以降のSFC PLUS維持には年300万円決済が必要、ここまで含めて試算する
修行は手段で、目的は「並ばずに済む人になること」「家族を行列から救えること」「人生の進行度が一段上がる感覚」。50万円と数ヶ月の体力を投資する価値があるかは、最終的にその人の旅のスタイル次第です。
17往復という数字を見て「行けそう」と思った方は、まずANAカード(一般会員)の発行から。「いや、それより300万円決済のほうが無理」と思った方は、UCプラチナで年6回のプライオリティ・パスを使い倒すルートを検討してみてください。
※ 本記事に記載のANA国内線運賃・積算率・搭乗ポイント・SFC制度に関する情報は、ANA公式サイト(2026年5月時点)に基づいています。価格や条件は変更される場合があるため、購入前に必ずANA公式サイトで最新情報をご確認ください。

