マリオットカードとヒルトンカード、どっちを選ぶ?無料宿泊特典の違いを比較

ホテル系クレカを検討していると、必ずこの2択にたどり着きます。ヒルトンアメックスとマリオットボンヴォイアメックス、どちらにするか。

結論から言うと、どちらが上ということはありません。よく泊まるホテルのブランドが違うだけです。ただし、無料宿泊特典の仕組みに大きな違いがあるため、自分の使い方に合っていないほうを選ぶと年会費の元が取りにくくなります。

この記事では、実際に両方のカードを使って高級ホテルに無料宿泊した体験をもとに、2枚の違いをわかりやすくまとめます。

INDEX

まず「どっちのホテルに泊まるか」で決まる

両カードの最大の違いは使えるホテルブランドが異なることです。どちらのカードも「無料宿泊特典」がついていますが、使える対象が別々です。

項目ヒルトンアメックスマリオットアメックス
主な対象ブランドウォルドーフ・アストリア、コンラッド、LXRホテルズ、ヒルトン、キュリオなどリッツカールトン、JWマリオット、HOTEL THE MITSUI、W、ROKUなど
国内の主なホテルROKU京都、ウォルドーフ・アストリア大阪、コンラッド東京・大阪などリッツカールトン京都、HOTEL THE MITSUI KYOTO、JWマリオット東京、W大阪など
対象ホテル数世界6,600軒以上世界7,900軒以上

「行きたいホテルがどちらのブランドに多いか」で8割は決まります。迷ったらまず行きたいホテルを3〜5軒リストアップして、どちらの系列か確認してみてください。

無料宿泊特典の仕組みの違い

両カードとも「無料宿泊特典」がありますが、仕組みが大きく異なります。ここが選ぶうえで最も重要な違いです。

項目ヒルトンアメックス(通常)マリオットアメックス(通常)
年会費16,500円34,100円
獲得条件継続+年間150万円利用継続+年間250万円利用
カテゴリ(ランク)縛りなし
どのランクのホテルでも使える
あり
50,000ポイント上限(最大+25,000ポイント追加可)
利用可能日金・土・日のみ曜日制限なし
ブラックアウト日なしなし
料金の仕組み1室単位で無料(1名でも2名でも室料は同じ)
有効期限特典発行から1年間付与から約1年半
予約方法公式アプリ・電話のみ公式サイト・公式アプリ
家族カードへの付与なしなし
初年度対象外(2年目から)

⚠️ 特典・条件は変更されることがあります。申込前に必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。

最大の違い:カテゴリ縛りの有無

ヒルトンはカテゴリ縛りなし。ウォルドーフ・アストリアやLXRといった最上位ブランドでも特典1枚で0円になります。実際にROKU京都(通常1室24万円〜)で使ったとき、年会費16,500円の約14倍の価値になりました。

マリオットはポイント上限あり。通常カードで50,000ポイントまで(最大25,000ポイント追加で75,000ポイントまで)のホテルが対象です。リッツカールトン京都(通常1室18万円〜)で使ったとき、年会費34,100円の約5倍の価値になりました。繁忙期や人気ホテルはポイントが上がりやすいため、事前に確認が必要です。

もうひとつの違い:利用可能曜日

ヒルトンは金・土・日の夜のみ。平日休みの人や連休を取りにくい人は使いにくい場面があります。マリオットは曜日制限なしなので、平日に高い料金のホテルを狙うこともできます。

プレミアムカード同士の比較

年会費が高い分、プレミアムカードはさらに特典が充実します。

項目ヒルトンアメックス
プレミアム
マリオットアメックス
プレミアム
年会費66,000円82,500円
無料宿泊獲得条件継続のみで1泊
年間300万円でもう1泊
(最大2泊)
継続+年間400万円利用
ポイント上限75,000
(最大+25,000追加可)
自動付与ステータスゴールド
(年200万円でダイヤモンド)
ゴールドエリート
(年400万円でプラチナエリート)

ヒルトンプレミアムは継続するだけで1泊確定なのが強みです。ウォルドーフやROKU京都で使えば年会費66,000円はすぐ回収できます。マリオットプレミアムは年会費が最も高く、条件も年400万円と厳しめですが、ポイント上限が75,000ポイントになり狙えるホテルの幅が広がります。

自動付与ステータスの違い

どちらのカードも持つだけでホテルの上級会員資格が自動付与されます。これが「普通に予約するより得をする」もうひとつの理由です。

特典ヒルトン ゴールドマリオット ゴールドエリート
朝食無料(2名分)対象外
(プラチナから無料)
客室アップグレード空室状況により空室状況により
レイトチェックアウト対象外
(ダイヤモンドから)
14時まで

朝食無料を重視するならヒルトンが有利です。ヒルトンゴールドはカードを持つだけで2名分の朝食が毎回無料になります。コンラッド東京の朝食は1名6,000円前後なので、2名で泊まるたびに12,000円分の価値が生まれます。マリオットの朝食無料はプラチナエリート以上(年60泊相当)が条件のため、カードだけでは得られません。

こんな人にはヒルトン、こんな人にはマリオット

ヒルトンアメックスが向いている人マリオットアメックスが向いている人
ROKU京都、ウォルドーフ大阪、コンラッドなどヒルトン系に泊まることが多い年会費を抑えたい(通常16,500円)朝食無料の恩恵を毎回受けたいカテゴリを気にせず最上位ホテルに特典を使いたい週末(金・土・日)中心に旅行するリッツカールトン、HOTEL THE MITSUI、JWマリオット、W大阪などマリオット系に泊まることが多い平日・連休問わず柔軟に特典を使いたいポイントをマイルに移行することも視野に入れたい世界中のマリオット系列を幅広く使いたい

どちらにも当てはまる場合は、「次に泊まりたいホテル」で決めるのが最もシンプルです。行きたいホテルがヒルトン系なら迷わずヒルトンアメックス、マリオット系ならマリオットアメックスです。

実際に両方で無料宿泊した体験

ヒルトンアメックス|ROKU京都(LXRホテルズ)

ウィークエンド無料宿泊特典で泊まりました。通常1室24万円〜の客室にアップグレード。年会費16,500円の約14倍の価値になりました。カテゴリ縛りなしの強みを最大限に活かした使い方です。

▶ ヒルトンアメックスの無料宿泊特典でROKU京都へ|年会費16,500円が24万円の価値に

マリオットアメックス|ザ・リッツカールトン京都(リッツカールトン)

無料宿泊特典で泊まりました。通常1室18万円〜。年会費34,100円の約5倍の価値になりました。鴨川沿いの立地で、ゴールドエリートのアップグレードも入り、当初より上の部屋に案内されました。

▶ マリオット無料宿泊でリッツカールトン京都に宿泊|年会費の約5倍の価値になった使い方を公開

カードの詳細・申し込みはこちら

どちらのカードも、年会費・向いている人・注意点まで詳しくまとめています。申し込みを考える前にこちらで確認してください。

ヒルトンアメックス

▶ ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード徹底レビュー

年会費16,500円・通常カードとプレミアムの違い・向いている人を解説

マリオットボンヴォイアメックス

▶ Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードレビュー

年会費34,100円・ゴールドエリートと無料宿泊の条件を解説

4枚のホテル系カードを横並びで比較したい方はこちら。

▶ ホテル優待が強いクレジットカード4選|ヒルトン派・マリオット派で比較

まとめ:泊まりたいホテルのブランドで選べばいい

  • ヒルトン系(ROKU京都・ウォルドーフ・コンラッドなど)に泊まるならヒルトンアメックス
  • マリオット系(リッツカールトン・HOTEL THE MITSUI・W大阪など)に泊まるならマリオットアメックス
  • ヒルトンの強み:カテゴリ縛りなし・朝食2名無料・年会費が安い
  • マリオットの強み:曜日制限なし・ポイントのマイル移行も可・対象ホテル数が多い
  • どちらも初年度は無料宿泊特典の対象外。家族カードへの付与もなし
  • 迷ったら「次に泊まりたいホテル」のブランドで決める

どちらも「年会費以上の価値を出す設計」になっているカードです。大事なのは、自分がよく泊まるブランドに合わせて選ぶこと。行きたいホテルが決まっていれば、カード選びは自然と決まります。

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